バスにのる。

バスに乗ってお出かけするのがすき。自然と四季のある風景も好きです。バスに乗りすぎて乗っているのか載っているのか分からなくなりました。

笠岡市内路線バスの旅Ⅱー2023年12月15日(金)

井笠バスカンパニー 外浦 神島循環
 笠岡駅前→中村
 倉敷200か・2-51 レインボーⅡ

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続けて乗車するのは神島循環線。今回の改正では対象外の路線ですが、一度乗ってみたい路線だったのでこの機会に。菜の花柄の中型バスがやって来ました。

笠岡駅を出発しJR山陽線を越えると流れの悪い2号線を東へ。ほどなく右折し、笠岡警察署、市民会館、竹橋美術館方向へ進んでいきます。市営・県営の公共施設が埋め尽くすように並んでいますが、この辺りが笠岡市の中心なのでしょうか。

ほどなく孫治端に到着。ザ・ビッグというイオン系列のディスカウントストアの正面にあり、買い物帰りのお年寄りが数人ほど乗車されます。関西では聞いたことのない名前ですが、中国四国地方のみなのでしょうか。

カブトガニ博物館前を通過すると、カーブしながら緩やかに坂を上がり、神島大橋を通過します。いよいよ神島に入っていきます。ところで私が乗車した便は外浦→寺間の順に周回しますが、便によっては逆方向の寺間→外浦と循環するようです。特に寺間先行は、御手洗池という何とも気になるバス停を経由するようで興味が湧きます。

 

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天神団地、古江、水落と海沿いの小さな集落をバスは快走していきます。この日は曇りがちな天気で眺めも生憎でしたが、これが晴天だと笠岡諸島まで展望できるのでしょうか。

やがて神島支所のある外浦に到着。笠岡諸島/笠岡港行きのフェリー発着場もある、神島の中では一番大きな集落です。乗っていた乗客もここで皆さん下車していきました。運転手さんとも顔馴染みなのでしょう、気さくに会話を交わして降りていたのが印象的でした。1日4本しかない路線バスですが、集落の大切な移動手段となっているのでしょうね。

外浦を出ると、今度は峠越えにかかります。神島には高畑山・竜王山・栂丸山が連続しており、南北方向に移動する場合は峠を越える必要があります。外浦側は緩やかな登坂ですが、寺間側になるとヘアピンカーブが続きます。よほど傾斜がきついのでしょうか。

寺間集落を通り越し、バスは中村口に到着。この路線は循環線なのでこのまま乗っていれば笠岡駅まで帰ることができますが、1周の運賃設定が無かったため、元に戻る最後のここで下車します。

さぁ、ここから美の浜バスターミナルまで約40分。歩きます。